援助

社会と福祉のあり方

援助技術

援助技術


社会福祉援助活動は、目的を志向した行為である。
援助活動で活用される方法・技術は、その基盤にある価値理念に裏づけられ、
目的の達成のために機能しなければならない。

利用者にとって意味のある援助活動を果たしていくためには、
それを支える価値の問題は不可避のテーマといえる。

社会福祉援助活動が、サービス利用者に対し治療機能、教育機能、組織機能など多種多様な機能はソーシャルワーカーの役割といいかえられ、直接サービス提供、公的資源システム改善・強化の役割など幅広い。

このような、多様な役割・機能を、1人ですべて駆使するのはむずかしい。
しかしチームで取り組めば理論的に可能となる。

チーム・アプローチは、ある達成目標に向かって、技能・職能集団が協働して取り組む方法で、集団や団体競技を含む広範囲の協同的行為・態度を表しており、必ずしも同じような技術集団の間に生ずる相互関係性だけを意味しているのではなく、多機関の間で協力する協同的行為も含意しており、意味範囲は広い。

このなかに、2つのタイプがあり、1つは、課題達成を最重点にするタスク・フォース型、もう1つは、異業種、異なる能力の間の協力関係を重視するネットワーク型がある。

いずれも、集団構成員の能力や専門的知識を、問題解決に向かって最大限に引き出す方法である。

以前、私の勤務先で行っていた老人生きがい事業で、老人クラブと連携をして、グラウンドゴルフを行っていた。

毎回大勢の方が集まり、人集め、名簿作り、得点計算、集計など職員と老人クラブとで協力して行っていた。

今後の課題として、一部の参加者のみではなく、大勢の参加者と職員とのコミュニケーションの場の提供も必要であると考える。


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