心理学

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心理学 心理アセスメント

心理学 心理アセスメント


人間の心理学的理解にあたっては、まず心理学が、人間のいかなる部分をいかに検討し、
理解しようとしているのか、その意義を知ることが大切である。

現代の心理学は、人間の何を理解し、予測しようとしているのかを、明らかにすることである。

心理アセスメントとは、臨床心理士や精神科医、さらにソーシャルワーカーなどが、クライエントへの援助を行うために必要となる心理判定プロセスのことをいう。

アセスメントには、心理測定や心理診断などがある。

心理測定には、統制された刺激状況を用い実態を明らかにする知能測定や、行動の基盤となっている感情や性格の特徴や傾向を明らかにする人格測定がある。

心理診断はクライエントへの心理学的な援助を行う上での、仮設となる評価を意味している。

専門家がクライエントに援助を行う際、事前に個人の全体像や問題の所在などを、面接やテストによってクライエントがどのような状態なのかを理解することを必要とする。

この事前判定の目的は、「クライエントの問題を明らかにし、そのかかわり方を求める」ということであり、具体的な治療方法が必要である。

したがって、このアセスメントは、できるだけ客観的なものであることが要求され、1人の臨床家の判断のみで評価や診断を下すことは避けなければならず、できれば複数の専門家の意見が加えられ(チームワークの形成)、標準化されたテスト類を使用することが望ましい。

これらのように、アセスメントは、クライエントを中心において、総合援助の基盤づくりとして必要とされている。


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